自己紹介と会社での役割を教えてください
販売部門のフィールドセールスとして新卒で入社し、2024年4月からマネージャー職を任せていただけることになり、現在は「プレイングマネージャー」として働いています。主に自動車ディーラーなどのお客様に、カイクラの提案をする営業活動に加え、案件管理やチームのマネジメントも行い、メンバーのサポートをしています。
就職活動をしていた時は、どんな軸で企業を探していましたか?
もともと就職活動時は最初からベンチャー企業を軸にしていました。新卒の立場ではありますが、大きな会社のひとりとしてではなく、早いうちから多くの仕事に責任を持てるということが理由です。
その中でも特に、「成長できる環境」を重要視していましたね。成長とは、自分の業務に取り組む中で、今までやってきたことが無意識にできるようになり、さらに新しいことに挑戦できることだと考えています。
シンカは、柔軟性があり、やりたいことに挑戦した結果の、「失敗Welcome」という文化があると聞いたのも、入社の決め手の一つです。
初めて取り組んだ仕事と、裁量権があるなと感じた瞬間はありますか?
入社して間もない頃は、先輩の仕事を見て学び、同席してそのやり方を習得することから始まりました。それと同時に、業務効率化を図るための施策を任せてもらいました。
入社当初の営業活動は属人的で、顧客管理システムの運用も定着しておらず、お客様の情報の引き継ぎが難しい状況でした。また、数値報告や申込書の管理もすべて手作業で行われていました。
そこで、kintoneの入力内容が自動的にスプレッドシートに反映される仕組みを構築し、情報の一元管理が可能になり、業務効率が飛躍的に向上しました。また、営業部の成果を共有し、他の部署の方々も積極的に業務効率化に取り組むようになりました。
この業務を任せてもらえたことで、裁量権を持って仕事ができていると強く感じました。今では営業活動も楽しいですが、効率化するための業務にもやりがいと面白さを感じています。
「成長できた瞬間」を教えてください
特に印象に残っているのは、2023年に競合企業との案件で、大手ディーラー向けにカイクラを導入するために奮闘した時のことです。この案件では、影響力のある競合他社が市場に入ってきた中で、ほぼ競合に決定されそうな状態でした。
私たちのチームは、顧客のニーズに合わせた提案を行い、信頼関係を築くことに注力しました。
「カイクラを導入してください」という営業手法ではなく、「カイクラを一緒に作っていきましょう!」というスタンスでお客様に提案していました。実際に、お客様との関係性の構築から始まり、その後、プランを作り直しや、お客様からの要望を受け、開発部への依頼、カスタマーサクセスグループには、サポート体制の強化を図ってもらうなど、受注に向けてお客様に寄り添いながら、ほぼ全部署と協力し合ってスピード対応を心がけました。
契約をいただいたときの担当者様からは、「勢いがすごいね!あなたの熱量と、未来のカイクラの可能性に期待をしてシンカさんに決めたよ!」と言っていただけたのは、今でも忘れられない瞬間でした。
現在も良い関係性を築けているので、ご飯に誘っていただいたり、カイクラやシンカに対して率直な意見をいただいたりと、伴走していただいています。このプロジェクトの期間は、自分自身の成長を実感でき、本当に楽しかったです。
入社当初の自分では経験値が浅くて、できなかった提案が思い描いた通りにうまくいったこと、そしてお客様との関係が深まっていくのを肌で感じられました。また、社内を巻き込み、先頭に立って取り仕切る経験は初めてでしたが、他部署を巻き込んでプロジェクトを進めていくことができ、新しいことにチャレンジできた面白さを感じました!
同僚や部下との関係、日々のコミュニケーションの取り方で意識していることはありますか?
フィールドセールスグループのメンバーは年齢やバックボーンなど、さまざまな方が在籍しているので、チームメンバーとのオープンなコミュニケーションを心掛けています。
毎日グループ内で案件の進捗やノウハウの共有を行う夕会や、週に1回の定例会では、メンバーが自由に意見やアイデアを共有し合える雰囲気を大切にしています。
また、個々人に対しては、毎週行っている1on1ミーティングで、業務の確認以外にも、プライベートな話題も取り入れたり、ランチに誘ったりすることで、メンバーが気軽に話しかけて、なんでも相談してもらえるように意識しています。
今後のキャリアプランについて教えてください
今後は、マネジメント業務をさらに追求したいです。私自身の経験やスキルを活かし、チームのメンバーが同じような高いパフォーマンスを発揮できるようサポートしていきたいです。シンカのミッションやビジョンを実現するために、より多くのお客様の課題を解決し、組織の拡大に貢献することが目標です。