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【プレスリリース】シンカ、クラウドCTIを各種システムと統合するためのモジュール提供を開始

コールセンターなどの施設で利用されるCTI(Computer Telephony Integration)システムを企業のオフィス向けにクラウドサービスで提供している株式会社シンカ(東京都新宿区、代表取締役社長 江尻高宏。以下、シンカ)は、自社開発のクラウドCTIを外部にモジュール提供し、PC・タブレットなどを利用した予約システムや顧客管理システムなどを提供するITベンダーとの連携を強化してまいります。シンカとの協業により、ITベンダーは提供しているシステムとシンカのCTIシステムを統合することができ、顧客に新たな付加価値の提案を行えるようになるほか、新たな収益の柱とすることができます。

CTIとは、発信者の電話番号を元に専用のデータベースから顧客情報を抽出し、着信とほぼ同時にコンピュータの画面に表示させるテクノロジーです。着信時にすばやく顧客名や会社名、取引履歴など、さまざまな顧客情報を確認しながら電話を取ることができため、丁寧かつ的確な顧客対応ができるようになり、顧客接点の強化とコミュニケーションの効率化が行えます。そのため、シンカが提供するクラウドCTIは「おもてなし電話」という名称でサービス提供されており、不動産業界・自動車業界をはじめとする100以上の業種において利用されています。

シンカのCTIを統合したサービスの一例として、株式会社プラネット(岐阜県多治見市、代表取締役 小池和人。以下、プラネット)のiPad歯科予約システム『Dental Hub(デンタルハブ)』があります。シンカのCTIがクラウドで提供されることから、プラネットとの共同開発は短期間でスピーディに行われました。シンカのCTIがDental Hubのインターフェイスに統合され、電話が着信すると同時に予約画面上に自動的に患者情報が表示されるようになりました。直感的な操作による予約対応の時間短縮や患者名の聞き直しなどがなくなり、導入される歯科医院にて電話応対品質の改善が図られます。さらに予約確認のためショートメッセージの自動送信機能など、院内の業務効率化にも貢献します。

シンカが開発するCTI機能と各種システムの統合は、電話による顧客対応の品質を向上させ、ビジネスにおける差別化や競争優位性をもたらします。業種・業態に特化したシステムやビジネスモデルに対し、シンカはスムーズなCTIシステムとの統合を実現するための開発体制および開発環境を提供いたします。