総合営業支援システム「Dios」連携やAI機能の強化で、自動車業界の標準インフラへ
コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」の開発・販売を行う株式会社シンカ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO 江尻高宏、以下、「シンカ」)は、この度、全国のダイハツ販売会社における「カイクラ」の導入率が50%(※1)を超えたことをお知らせいたします。
今や国内のダイハツ販売会社の半数以上が「カイクラ」を活用して顧客対応を行っており、自動車販売業界におけるコミュニケーションDXの基盤として定着が進んでいます。
(※1) カイクラAI機能をご利用中のお客様は、追加費用なくご利用いただけます。

ダイハツ販売会社に「カイクラ」が選ばれる理由
自動車販売業界では、整備士・営業スタッフの人手不足に加え、顧客体験(CX)向上やコンプライアンス強化が喫緊の課題とされています。
シンカは以下の取り組みを通じて、こうした現場の課題を解決し、ダイハツ販売会社での導入シェアを拡大させました。
総合営業支援システム「Dios」とのシステム連携
ダイハツ販売会社が利用する総合営業支援システム「Dios(ディオス)」と「カイクラ」のシステム連携を実現しました。これにより、顧客情報や対応履歴が自動で同期・表示されるようになり、二重入力の手間や情報のアナログ管理に伴うリスクが解消されました。現場スタッフの業務負荷をかけることなくDXを実現できる利便性や、情報管理のセキュリティ体制の強化が高く評価され、導入の決め手となっています。
現場DXを推進する「AI機能」の連続リリース
AIを活用した「カイクラ」の新機能として、会話内容をテキスト化・要約する「自動要約機能」の無償提供を開始したほか、カスタマーハラスメントの疑いがある通話内容を検知する「クレーム・カスハラ判定機能」など、生成AIを活用した新機能を本年8月以降毎月リリースしています。ダイハツ販売会社の効率的な店舗運営を支援する機能として期待されています。
今後の展望
シンカは成長戦略の柱として「自動車業界でのシェア拡大」を掲げており、今回のダイハツ販売会社でのシェア50%達成はその重要なマイルストーンとなります。
今後は、この強固な顧客基盤を活かし、蓄積されたコミュニケーションデータとAI技術を掛け合わせた新機能の提供など、自動車販売・整備の現場における「顧客対応の自動化・高度化」を実現するインフラとしての地位を確立してまいります。
